10/6/15

パリのコト2


前回(パリのコト1)の続きです。
今回のパリは、本当に人に恵まれた旅でした。


無事飛行機も離陸して、まずは…
Champagne!!!(゚∀三゚三∀゚) ウホー!
おつまみとシャンパン…なんと幸せな夏休みの始まり…。(* ´ ∀ ` *)

手元のAir FRANCEのメニューがいちいち素敵。



人によってカラーリングが違うんですこれ。
クッションも、テーマカラーで色んな柄があって、癒やされました。
オシャレ大国として自負と責任を感じているんでしょうね!
機内の安全ビデオもブランドのCMみたいに作られていました。



私の列の担当は、日本人の英語発音を全然聞き取れないスチュワートのおじさま。
「グリーンティー」という私の隣の方の注文に
「Gue…????」と困惑顔(あれで仕事務まっているのだろうか…笑)
拙いフランス語で訳してあげただけでやたら嬉しそうにしてくれて
それからというもの、廻ってくる度に
「マダムは? マダムは何にします?」
とニッコニッコニッコニッコして訊いてきてくれました。
そんなに人なつっこくされると、こっちも幸せになります^^♪

さらには、このお隣2人(女性2人連れ)は初めてのパリみたいで、
地図やガイドブックを見ながらトンチンカンなコメントばかりしていたのですが笑
それを2人がものすごく真剣に楽しそうにしているので私まで幸せに♪
しかもかなり良い方達で、私が水をこぼしたら、
次の瞬間に2人それぞれからお手拭きやらティッシュやらがさっと差し出されて感動しました(* ´ ∀ ` *)やさしぃ。

さて、そんなこんなで機内で大好きなホビットとホビット3を2回ずつ観たら(2が無かったー!)
あっという間に到着しました。


ド・ゴールでカルネ(10枚綴りのバスとメトロ共通のチケットです)を買おうと窓口へ。
お姉さん(私より少し上か同じくらい?)が笑顔で用件を訊いて下さって
バタバタとカルネを用意して下さっている間に、
あまりに素敵な首元のスカーフに目がいってしまい、褒めると
とても恥ずかしそうにお礼を言われました。
きゅーーーんん!!(* ´ ∀ ` *)
あの年齢のフランス人女性にあんなに照れられたら
「うわーこの国っていい国なんだろうなあ!」
って勝手に思ってしまいます。

パリは3回目でしたが、1回目は修学旅行だったので人にあまり触れず
2回目はグループで行ったので現地の人と余り触れ合いませんでした。
パリってこんなに素敵な人達で溢れていたのね~♪とウキウキ。

お姉さんが「バス乗り場はここ曲がって突き当たりから出ればすぐ分かるから」
と教えて下さり、笑顔で別れました。

私はラクなので、ド・ゴールからはバス派。
電車がいいとも訊くのですが、バスだと終点がガルニエだからさっ(・∀・)
ぼーっとしていても大丈夫!☜ものぐさ

ロワシー・バスが市内に入り、中心に向かって行くにつれて
パリらしいカフェや街並みが目に飛び込んできました。
なんだか今回、年齢のせいもあるのでしょうか?
パリって本当に美しい街だな、としみじみと感じました。
洗練された美しさが、やっと大人になった私の心を捉えたのでしょう。

気がつくと北駅が見え、プランタンが見え
あっという間にガルニエに到着。

いやーーーしかしね!
8月まっただ中のガルニエ前、やばかったです!

人が!!!!(・Д・;)


観光客でぎっしりで前に進めません。
横断歩道で信号待ちしているのに車道にちょっとはみ出てます。汗
地元の人も居ますが、9割方観光客でした。
みんなめちゃくちゃ幸せそうな顔をしていますが
人と喋ったり写真撮ったりしながら歩くので
こちらもぼーっとしているとぶつかります。
リュックを前に抱え、忍者のように人波を縫って進む怪しい私…笑

見よ!東京の人間のワザを!!!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
人混みの中での素早さに独りそう思ったワタクシでした。

かくして、地元民しか並んでいないローカルバスのバス停に
ちょっと心細く並ぶ私…(・ ・)
バスが意外と機能していて(失礼)あと何分でどの路線が来ますよ~
と、洒落たバス停に表示されます。

やっと来たバスに乗ると、途端に問題が!
カルネを入れる場所が無い!( ̄□ ̄;)!!
ICカードを当てる場所は2つもあるんだけど…
前回の時はICの機械なんて無かった…とウロウロしていたら
ふと目があった座席に座っているおばあちゃんが
めっちゃ怖いぐらいの無表情で、
「ココ、ココ」
と自席の前の改札機を指さしてくれていました。

「O…! Merci madam!」

やっさしい~~♥(* ´ ∀ ` *)
パリほんといい街~♪ヾ(・∀・)ノ
そう思っている内に、バスはどんどん走ってゆき
やたら荘厳なゲートをくぐった…と思ったら
そこにはガラスの巨大なピラミッドが…
勿論広場は人でぎっしりです。

3回目にして初めて知りました。
ルーヴルの広場ってローカルバスが横切るんだね…(・∀・)
おかげで周りはすごい人混みなのに
バスの中はがらんとしていて、静か。
何だか不思議な体験でした。

そしてまたもや、ポン・ヌフのバス停で
観光客の男性が、娘と一緒にバスを降りようとしていますが
バス停についてもドアが開きません。
うろたえて運転手席とドアを交互に見るおじさん。
すると、側にいたおじさんが、ボタンをプシュッと押してあげました。
やっぱり無表情でめっちゃ怖いです。

でもやさしいです!!!(;∀;)


「左側にノートル・ダムが見えたらすぐに降りるボタンを押すこと!」
と友人に言われていたとおり、子供のようにいそいそとボタンを押す私。



さあ着きました!

会いに来たよーーーー!!!!
ヽ(゜∀゜ヽ 三 ノ゜∀゜)ノ


つづく


やっとすこーし余裕が出てきてブログを更新するあづさでした。

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